シンプルなのさ!行きたくないから行けないのだ
行きたくないから行けないし
行きたいから行くなのよ。
我が家の娘
高校1年の1学期後半から
学校へ行けなくなった。
朝が起きられなくなり
起立性低血圧と診断された。
学校を休み勉強から離れ
体調を整えつつ
夏休み中には中学の友だちと遊んだり
元気が出てきて…
「2学期からは行く」そう言っていたが
やはりどうしても
表情が固く…動こうとしない…
泣くばかりで行けなくて
慌てて転学の手続きをすることになった。
色々と手続きを終えてから
じっくりと娘と話したときに分かったこと
身体の問題だけではなく
学校のカラーが違う…合わない
が大きかったらしい。
やっぱり行きたくないだったのだ。
転学した学校は
色々な学校へ見学に行った中で
開放的な校内の雰囲気と
対応してくれた校長先生のお人柄が良くて
娘の不安や
辛かった気持ちに寄り添う言葉を
かけてくれたことで安心できて…
「ここなら行きたい…」と娘が決めた。
そして
初日から友だちもできて
通信だから通学日は少ないけれど
自分でスケジュール管理して
通学日には学校へ行っている。
あんなに辛そうな顔して
起きられなかったのが幻のよう(苦笑)
行きたいから行く…のだ
身体も正直だ。
息子は中学ほぼ3年間を
不登校で過ごしたが
高校は行くと言っていた。
見学へ行き
自分が決めた通信の学校へ
ゆったりとした自由な校風が決め手
遅刻ありきで週5ほぼ毎日
マイペースに通って卒業
自分で行きたいと決めたなら行くのだ。
ところが
高校卒業後の進路は
なかなか決まらなかった。
働くのはまだ怖い
でも大学4年も勉強はしたくない
専門学校へ絞るものの
イマイチ決められず。
それでも消去法で
とある専門学校へ進学した…
そう
行きたいじゃなかった。
結果1年で…
その専門性が向いていないと
中途退学したの。
行きたくないから行けなくなる…
言葉で表現できなくても
身体と行動で伝えていたよ。
「行きたい!!」
インスタグラムの案内を見てすぐ
お母さんに
そう伝えてくれたそう
これは嬉しい。
私が今年から拠点登録して活動を始めた
トーキョーコーヒーは
不登校に理解がある人が集まり
一緒に楽しむ教育について語る
そんな場作りをしている。
不登校中の小学生のお子さんとお母さん
前回お越しになった時には
一緒に畑作業
初めて手にするクワを持ち
ぎこちなく土を耕したり
ハサミで根元を切ってほうれん草を収穫
なかなか抜けない
ひっくり返りそうになりながら
頑張ってくれた大根を収穫したり
親子で初めての農作業体験。
そして一緒にランチを作って食べよう企画
みんなで一緒に豚汁を作ったり
お話しながらのランチ
食後には
カードゲームで遊ぶ時間を持って交流。
あっという間の5時間
お母さんもお子さんも
にっこり笑顔で
またねーってお別れした。
その後メッセージいただいて
帰ってからも「楽しかったね♪」って
親子の会話もあったと聞いていました。
そして1週間後
私が発信した
次回トーキョーコーヒーの
インスタグラムの案内を見てすぐ
「行きたい!!」
お母さんにそう伝えてくれた。
くぅぅぅ~嬉しいな(歓喜)
行きたいから行く
行きたくないから行かない
シンプルなのだ。
自分の感覚や直感をごまかせない
自分の気持ちを大切にしている子が
不登校になっている…と思う。
子どもが悪いわけでもなく
親が悪いわけでもない
時代の変化
社会の変化
変わらない教育
色々な要因がからみあっているね…
これからも…もっと増える…かも。
大人からは
わがまま…に見える
けれど
自分に正直な生き方が
これからの時代のような気がしている。
そんな時代に乗り遅れないように
子どもたちを通して学び
大人も含めた社会も教育も
アップデートする必要がありそうですね。
あなたにとって
行きたくなる場所って
どんな人がいてどんな環境ですか?
私は私が心地いい居場所を
トーキョーコーヒーの拠点として
提供していきます。
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